【七五三の食事】食事会は自宅で仕出しのお弁当がおすすめ|行事食や準備方法もご紹介
七五三はお子さまの成長をお祝いし祈願する行事で、神社などにお参りした後、ご家族の皆さんでお祝いの食事会をする流れが一般的となっています。
食事の場所は外食や自宅などがありますが、特に自宅で行う場合は食事の準備はどうすればよいか悩む方も多いでしょう。
そこで今回は七五三の食事会について、まずは自宅での開催が向いているケースをお伝えするとともに、七五三の行事食や定番のお祝い料理や自宅で行う場合のおすすめの準備方法についてご紹介したいと思います。
これから自宅で七五三の食事会をお考えの方はもちろん、食事会を外食でするか自宅でするかでお悩みの方も是非ご参考下さい。
記事の中でおすすめの宅配仕出し弁当もご紹介しているので、ぜひご覧くださいね。
Contents
七五三の食事会で自宅が向いているケースとは
七五三の食事はもちろん外食でも自宅でもOKですが、時代背景もあり近年は自宅で行う方も増えています。
では具体的に自宅での開催が向いているのはどんなケースでしょうか。
はじめに七五三の食事会を外食でする場合と自宅でする場合のメリットとデメリットを整理してみましょう。
外食で食事会をするメリット・デメリット
【メリット】
- 準備や片付けをする手間が省ける
- きちんとしたお店、家族で行きやすいお店など好みで場所を選ぶことができる
- お店によっては七五三用のメニューがある
【デメリット】
- お店によっては費用が高くなる
- 子どもが騒いだりぐずったりした場合や着物が汚れないかが気になる
外食の場合は準備や片付けをする必要がないというのが大きなメリットです。
せっかくなのできちんとしたお店で食事会をしたい場合は料亭やホテル、妹や弟など更に小さいお子さんがいる場合は家族で行きやすいファミレスや個室のあるお店、などのように好みによってお店を選べられるのも魅力のひとつです。
お店によっては七五三限定メニューの準備があるところもあります。
一方で選ぶお店によっては費用が高くなる点や、お店でお子様が騒いだり退屈してぐずった場合は、お母さんやお父さんをはじめ大人の方の負担が大きくなります。
着物のまま食事に出かけるのであれば、着物が汚れないかも気になりますね。
自宅で食事会をするメリット・デメリット
【メリット】
- 赤ちゃんや小さい子がいても周りの目を気にしなくてもよい
- 着物から着替えてゆっくりくつろげる
- 外食よりも費用が抑えられるケースが多い
【デメリット】
- 手作りで準備する場合は時間と労力を要する
- ある程度準備や片付けの必要がある
自宅で食事会をするメリットは、やはりお子様が騒いだりぐずったりした時に周囲へ迷惑を掛けなくて済むという点です。
七五三は3歳、5歳、7歳でおこなうため、お子さん自体が退屈することも多々あるでしょう。
お祝いされるお子様の下に更に小さいご兄弟がいる場合も多く、特に赤ちゃんがいる場合は自宅でそばに寝かせておけるのは大きなメリットといえます。
自宅であれば着物や外出着から着替えての食事もできるので、子どもだけでなく大人もゆっくりくつろげますね。
また、内容にもよりますが、全員で外食をするよりも費用が抑えられるケースが多いのも魅力のひとつです。
一方で、食事の準備をすべて手作りで行う場合はお母さんなど料理を担当する人への負担がどうしても大きくなってしまいます。
手作りでない場合も、ある程度は食事の準備や後片付けが必要となります。
自宅での開催がおすすめなケース
七五三の食事会について外食か自宅かはどちらが正しいということはありませんが、それぞれのメリットデメリットを考慮すると、
- お子様が騒いだりぐずったりした場合に周囲が気になる
- 赤ちゃんなど更に小さいご兄弟がいる
- 大人も子どもも着替えてゆっくりくつろぎたい
- 年代のニーズに合わせた食事を準備したい
- なるべく費用を抑えたいが特別感は出したい
- 手作りの料理などを取り入れたい
などの場合は自宅での食事会がおすすめです。
また、感染リスクを気にされる方にとっても、自宅での食事会は安心といえるでしょう。
では続いて自宅で七五三の食事会をする場合に知っておきたい、七五三の行事食や定番のお祝い料理についてみて見ましょう。
七五三の行事食と定番料理とは?
行事食とは季節ごとの行事やお祝いの日に食べる特別な料理のことで、行事食には家族の幸せや健康を願う意味がこめられています。
たとえばお正月にいただくおせち料理やお雑煮、端午の節句にいただく柏餅なども行事食です。
また、このようなハレの日をお祝いする食事を祝い膳といい、祝い膳には行事食を取り入れたり、お祝いに適した定番の料理を準備したりします。
七五三の行事食は「千歳飴」
七五三の行事食は「千歳飴」です。
千歳飴はご存知の通り細長い形の飴で、長寿を願う気持ちが込められているものです。
お子さまにそのまま持たせてしまうと危なく食べきれないので、袋に入れたままの状態で包丁の背等で叩いて食べやすい大きさにし、家族で分けあっていただくのがよいようです。
千歳飴はお菓子なので、食事という感じではありませんよね。
したがって七五三のお祝いの食事には特に決まりがなく、一般的なお祝いの席に用いられるメニューやお子さまの好きなものでもOKです。
お祝いの食事の定番メニュー
では祝い膳などお祝い行事で食事をする時の定番料理にはどんなものがあるのでしょうか。
一般的に次のような料理が定番としてよく用いられます。
・尾頭付きの鯛
「めでたい(鯛)」と語呂合わせもよく色も紅白で縁起が良いことから、古くからお祝いの席で用いられています。
頭から尾まであることから「ひとつの事を最初から最後までまっとうする」という意味も込められている縁起の良い料理です。
・お赤飯
小豆の赤と白米の白で「紅白」を表す赤飯も、縁起の良いお祝いの席に欠かせない料理のひとつです。
日本では古くから赤い色には邪気を祓う力があると考えられており、邪気払いや魔よけの意味もあったとされています。
・お煮しめ
旬の食材を盛り込んだお煮しめもお祝いの食事では定番のひとつで、お煮しめの食材にはそれぞれに意味が込められています。
たとえばレンコンは「先を見通せるように」、たけのこは「真っすぐにすくすくと育つように」、ごぼうは「根を張って反映するように」といった意味が込められています。
旬の食材にはその季節に必要な栄養がたっぷり含まれており、特に七五三のある秋は人参、かぼちゃ、ごぼう、里芋、しいたけ、レンコンなど旬の野菜がたくさんあるのも嬉しいですね。
・お寿司(ちらし寿司、にぎり寿司)
赤の色が映える晴れやかな色合いが美しいちらし寿司やにぎり寿司は、お祝いの食事でも人気の高い料理です。
ちらし寿司の具材に縁起の良いレンコンや海老(長寿を意味する)を取り入れるとさらにお祝いの意味合いがより強くなります。
・お吸い物
お吸い物といえばひな祭りやお食い初めで準備するイメージが強いですが、一般的なお祝いの食事でもよく用いられます。
七五三では特に具材に決まりはないので、鯛やお麩などでもよいでしょう。
・香の物
香の物とはいわゆるお漬物のことで「幸(香)の物」と語呂合わせもよく、お口直しの役割のあることから祝い膳に用いられています。
お漬物だけでなく、紅白なますやタコ(多幸)の酢の物が用いられることもあります。
・お子様の好物メニュー
最近ではこのほかに唐揚げやハンバーグなど「お子様の好物」を取り入れて準備する方も増えています。
伝統も大事にしつつ、お子様が喜んでくれる料理を取り入れられたら一番ですね。
料理の準備方法は「仕出しのお弁当」がおすすめ!
このような祝い膳をはじめとした七五三の食事を自宅で準備するには、次のような方法があります。
- 手作り
- デパートやスーパー等で購入
- 仕出し
それぞれ特徴を見てみましょう。
手作り
手作りで七五三のお祝いが出来たら素敵ですよね。
料理好きの親御さんであれば楽しくできるでしょうし、そうでない場合でも七五三のお祝いの食事を手作りで準備するのはとても良い思い出となりそうです。
一方で七五三の当日は朝から着付け、場合によっては撮影、お子さま本人や下の子のお世話など、時間にゆとりがないケースがほとんどです。
着慣れない着物を着たお子様を連れての参拝は思った以上に親御さんも疲れるもの。
神社へのお参りと食事会の日にちが別日など時間に余裕がある場合は、全て手作りで行うのもよいかもしれませんね。
デパートやスーパー等で購入
デパートやスーパーでオードブルやお弁当を購入するという方法もあります。
デパートのいわゆるデパ地下メニューであれば、いつもの食事よりちょっと豪華なお弁当や料理を準備することができますね。
スーパーであれば買いに行くのも便利で予算も比較的抑えることが可能です。
ただしスーパーの場合、「祝い膳」のような個別のきちんとしたお弁当は少ないかもしれません。
また、デパートで購入する場合はお店自体が近くにないと不便であるのと、車で行きにくい店舗では人数分のお弁当等を持って自宅まで運ぶのも意外と大変です。
仕出し
一番おすすめなのは、やはり仕出しのお弁当です。
七五三は日本の伝統行事。
特に祖父母を招待する場合など、自宅でもきちんとした食事を準備したいとお考えの方は多いです。
そんな時にちょうどよいのが仕出しのお弁当です。
普段より特別感を出したい時、お祝いにふさわしい高級感を出したい時、きちんとした懐石料理のようにきれいに詰められた仕出しのお弁当が最適です。
最近では和食だけでなく洋食も取り入れた多種多様な仕出しのお弁当があるので、大人とお子様で内容を変えることもできますよ。
なお弁当百貨店では充実のラインナップで、お子さまからご年配の方まで幅広い年代の方に合ったお弁当を選ぶことができます。
また、仕出しのお弁当はお店によっては宅配もしてくれるので、取りに行く手間も省けてとっても便利です。
※弁当百科店では見た目も豪華なお祝いの弁当を宅配でお届けしています。
ひと手間加えたいなら仕出しプラス一品も!
仕出しのお弁当をメインにして、何か一品プラスするのもおすすめです。
上記でご紹介したお祝いの食事の定番メニューから選んでつけるのもよいでしょう。
たとえば尾頭付きの鯛を真ん中にドンと置けば、お祝いの慶事色が一気に高まります。
鯛はご家庭でも意外と簡単に焼けますし、スーパーやお魚屋さんにお願いするとお祝い用の鯛を焼いてくれますよ。
お弁当にお吸い物をプラスするのもよいですね。
お吸い物は手作りでもよいですし、市販品に季節の形をしたお麩や手まり麩を浮かべるだけでもお祝いらしさが出ます。
また、お子様の好きなケーキなどのデザートを準備しておくのもおすすめです。
デザートがあればお子様が喜ぶだけでなく、大人にもおいしいお弁当の後の和やかなティータイムを演出してくれますよ。
こういった方法は、手作りで準備したい気持ちはあるけれど時間や手間がかけづらい場合にもおすすめです。
「全部手作りしなければ…」と気負うことなく、仕出しのお弁当をメインにしてどれか一品を手作りすればOK!
お祝いのお弁当の詳しい選び方はこちらの記事をご参考下さいね。
<参考コラム>慶事・お祝い用弁当の選び方を解説!利用する理由やシーンも紹介
まとめ:七五三の食事会は自宅で仕出しのお弁当がおすすめ!
3歳、5歳、7歳とまだまだ小さいお子様が主役の七五三では、食事会は自宅で行うのがおすすめです。
お祝いに適した仕出しの弁当ならきちんと感も出て手間もかからず、おいしい食事をみんなでゆったりといただくことができますよ。
お子様にはお子様の大好きなお弁当を選ぶことも可能です。
プラス一品(尾頭付きの鯛、お吸い物、デザートなど)を加えればより豪華に、簡単に慶事色をアップさせることもできますね。
かわいい我が子のハレの日を、素敵なお食事会で締めくくってみてはいかがでしょうか。
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