【2023年】成人式は年齢引き下げでどうなる?高校生は?日にちからお祝いのご飯まで解説
成人式といえば、晴れ着に身を包んだ新成人たちの晴れやかな笑顔が目に浮かびますね。
一方で2022年4月1日より20歳から18歳へと成人の年齢引き下げが実施されるため、
「2023年の成人式はどうなるの?我が子は18歳だけど成人式にでるの?」
「受験シーズン真っただ中なんだけど…?」
「お祝いするのは18歳?20歳?」
といった親御さんたちの声が聞こえてきそうです。
実は成人年齢が18歳へ引き下げとなっても成人式は20歳で行うという自治体がほとんどなのですが、新制度が始まったばかりで成人式の日にどう過ごせばよいかわからない人も多いのではないでしょうか。
そこで今回のコラムでは2023年の成人式に注目し、18歳で成人を迎えるご家族が居る方が知っておきたい年齢引き下げ後の成人式についてお伝えします。
コラムの後半では成人式の日に家族で食べたいお祝いご飯についてもご紹介するので、ぜひご参考下さい!
Contents
2023年(令和5年)成人式は何日?
成人の日は1月の第2月曜日と定められているので、2023年(令和5年)の成人の日は1月9日(月)となっています。
成人式が何日かは各自治体によって異なりますが、1月7日(土)・8日(日)・9日(月)は3連休となっているため、この日にちのいずれかに開催されるケースが多いようです。
たとえば千葉県の例をみてみると、2023年の成人式は8日又は9日に行う自治体がほとんどです。
もともと成人式は1月15日だった
ご存知の方も多いと思いますが、元々成人の日は1月15日でした。
1948年(昭和23年)に「祝日法」が定められて以降、成人の日は1月15日と定められ、成人式の日にちもその日であるケースがほとんどでした。
しかし2000年の祝日法改正によって成人の日は先述の1月の第2月曜日へと変更され、成人式は自治体によってその前後の日にちに行われるケースが増えています。
ではそもそも成人式はいつから行われていたのでしょうか?
成人式の由来
成人式の由来は奈良時代にさかのぼります。
主に宮中や公家、武家で行われていた「元服(げんぷく)」や「裳(も)」が現代の成人式にあたると言われています。
また、庶民の間で行われていた「褌祝(ふんどしいわい・へこいわい)」も成人式の由来のひとつとされています。
●元服(げんぷく):12~16歳の男子
●裳(も):12~16歳の女子
●褌祝(ふんどしいわい・へこいわい):13~15歳の男子
今の形の成人式は戦後から
現在のように、新成人が集って行う成人式の形になったのは戦後からです。
一説には、今の成人式の形は埼玉県蕨町(現・蕨市)で行われた「成年式」がもとだと言われています。
終戦の翌年となる1946年に若者を励ますために蕨市で催された「青年祭」の幕開けとして「成年式」を行い、それが全国に広まったとされています。
先述の祝日法で成人の日が定められたこともあり、今なお全国で新成人の集う成人式が開催されています。
2022年から成人が18歳へ年齢引き下げで成人式はどうなる?
さて、気になるのが「2022年4月1日から成人年齢が18歳に引き下げられた」という点です。
2018年に民法が改正され、約140年ぶりに20歳から18歳へ成人の年齢引き下げがされると決まりました。
したがって2022年4月1日より成人年齢は18歳となり、2022年4月1日時点で18歳以上20歳未満の方は一斉に2022年4月1日に新成人となります。
成人式の対象は20歳という自治体がほとんど
このように今年(2023年)は新成人がいつもより多くなることになりそうですね。
では18歳で成人式に出席するのかというと、そうとも限りません。
成人式を何日に開催するか、そして成人式の対象となる年齢を何歳にするかは、今時点で各自治体に任せられています。
多くの自治体では「成人の集い」「20歳を祝う式典」「20歳の集い」などといった名称で、従来通り20歳を対象として成人式を行うケースがほとんどです。
実際に関東(東京・神奈川・千葉・埼玉・群馬・栃木・茨城)の一例を見てみると、
- 東京都江東区:「令和5年(2023年)二十歳のつどい(旧成人式)」
- 神奈川県横浜市:「令和5年 二十歳の市民を祝うつどい」
- 千葉県浦安市:「令和4年度 浦安市成人式 二十歳の集い」
- 埼玉県さいたま市:「令和5年 さいたま市二十歳の集い」
- 栃木県宇都宮市:「令和5年 宇都宮市二十歳を祝う成人のつどい」
- 茨城県つくば市:「令和5年 つくば市二十歳の集い」
と、20歳を対象に成人式を開催する自治体が多いことがわかります。
18歳の新成人は家庭でお祝いするのがおすすめ
2023年の成人の日は1月9日、成人式は従来通り20歳で行われるケースがほとんどであることがわかりました。
そうはいっても、今年新成人となるのであれば大切な節目です。
なんらかの形でお祝いはしたいですよね。
従来の成人式では、20歳となった新成人は式典後に同窓会のような集いに出席することが多かったのではないでしょうか。
もしくはご家族で食事に出かける場合もあるでしょう。
では18歳に年齢引き下げが行われた今、高校生で成人を迎えた場合はどうでしょうか。
18歳高校生の冬は忙しい!
18歳を迎えた高校生の冬は、とてつもなく忙しいです。
・学年末テスト(1月中旬頃)
・センター試験(2023年は1月14日・15日)
・私立大学受験
・塾や予備校
・自動車教習所
進学する高校生も就職する高校生も、テストや受験勉強や教習所など多忙な時期になります。
特に大学受験を控えているご家庭では、成人式のお祝いどころではないといったところでしょうか。
ご家庭で節目をお祝いしよう!
このように多忙を極める18歳高校生の冬は、忙しいだけではありません。
まだまだ続く新型コロナウィルス、そして冬といえばインフルエンザなど流行病へ罹患することも懸念されます。
大事な時期でもあり、気軽に外食する気にもなかなかなれませんよね。
そこで18歳で迎える成人式の日は、ちょっと豪華なご飯を用意してご自宅でご家族でお祝いをするのがおすすめです。
ご飯は手作りで準備してもよいですし、スーパーやデパ地下、仕出しやお弁当などの購入品でもよいでしょう。
成人式のお祝いに向いているご飯メニュー
では成人式のお祝いにはどんなご飯を準備すればよいのでしょうか。
お祝いのご飯として定番でもある、成人式におすすめのメニューをご紹介します。
【お赤飯】
お赤飯はお祝いの席では定番料理のひとつです。
紅白の色どりで縁起が良いだけでなく、お赤飯の「赤」色には邪気祓いや災いを避ける意味も込められています。
【お寿司(ちらし寿司、にぎり寿司)】
みんな大好きなお寿司(ちらし寿司、にぎり寿司)は、お祝いご飯として人気が高いです。
テーブルの上に色鮮やかなちらし寿司やにぎり寿司が並ぶだけで、一気にテンションが上がるのではないでしょうか。
「寿司」という文字の意味からもお祝いにふさわしいことがわかりますね。
ちらし寿司では縁起の良い具材(レンコン、海老など)を用いればさらにお祝い感が増します。
【お吸い物・茶わん蒸し】
お赤飯やお寿司によく合うご飯メニューとして、お吸い物や茶わん蒸しもおすすめです。
どちらも簡単に作れ、中の具材でお祝い感や季節感を出すこともできますね。
たとえばお吸い物の具に「鯛」や「柚子」を入れたり、茶わん蒸しの具に「海老」や「春菊」を入れるとお祝い感プラス季節感が出ます。
もっと手軽にお吸い物に手まり麩や花麩を浮かべるだけでもお祝いムードが出ますよ。
【鯛】
鯛は「めでたい」というように語呂合わせもよく、色もきれいな紅白で縁起がよいことから、お祝いのご飯メニューでは昔から定番となっています。
尾頭付きの焼いたものはもちろん、成人式のお祝いの場合は大人がいただくのでお刺身で準備してもよいでしょう。
【肉料理】
18歳はまだまだ食欲旺盛な時期でもあります。
唐揚げ、ローストチキン、ローストビーフ、ハンバーグなど、新成人の方が好きな肉料理も準備できると満足感も高まります。
なお、18歳で成人となってもお酒が飲めるわけではありませんので注意しましょう。
<参考>法務省HP 民法(成年年齢関係)改正 Q&A「お酒やたばこが解禁される年齢も18歳になるのですか?」
特別なご飯は「仕出し弁当」で準備して語らいの時間を確保
お子様も忙しいこの時期、親御さんも忙しいものです。
全部手作りで準備するのもよいですが、ご飯はさっと準備して、成人したお子様と語らいの時間をとってみてはいかがでしょうか。
お祝いの席にふさわしい仕出し弁当をチョイスすれば、いつもより特別感を演出しながらも、外食ほど健康面や周囲へ気を遣うことがありません。
いつもよりちょっと豪華なご飯を味わいながら、お子さまとご家族でゆっくりと会話を楽しむのも思い出に残りますよ。
まとめ
2022年4月1日から実施される成人年齢引き下げに伴って2023年の成人式がどうなるのか、そして18歳で成人を迎えるご家族が居る方におすすめのお祝いの仕方についてお伝えしました。
成人年齢の引き下げについては世間で賛否両論あるものの、大切な人生の節目には変わり有りません。
高校の冬という時期的な事情も考慮しつつ、せっかくなので美味しくてちょっと特別なご飯を準備して、成人を迎えたお子様をご家族でお祝いしてみてはいかがでしょうか。
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